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早春の花

3月も半ばを過ぎると落ち着きがなくなる。
山ではそろそろ春を待ちわびた花たちが顔を出す頃。

3月15日、薄曇りの日であったがセツブンソウの群生地に出掛けた。
石灰岩の地に多く見られるセツブンソウ、ここも例外ではなかった。
セツブンソウ群生地
朝まだ早かったせいだろうか、どの花も首を垂れ起きたばかりといった感じだった。
キンポウゲ科の多くがそうであるように、このセツブンソウも
白い花弁のように見えるものは萼片である。
地上にやっと顔を出したばかりの蕾を見ると、花の付け根に付いた葉によって
大事に大事に包まれていた。
セツブンソウの花
セツブンソウの花弁は白い萼片の内側に見られる黄色の部分である。
よく見ると2裂して先端は丸く、密腺へと変化している。
白い萼片は和紙のようでとても繊細な感じを受ける。小さな花であるが
その白い萼片と黄色の花弁と雄しべの葯の紫色が絶妙なコントラストで
美しい花である。

ユキワリイチゲ群生地
続いてユキワリイチゲの群生地にも足を運んだ。
この花は西日本に分布する花で、東海地方に暮らす私達には見る機会が
少ない花だ。
この花もキンポウゲ科の植物で、花弁のように見えるのは萼片である。
ユキワリイチゲの花
前年の秋から葉を出し冬を越すために葉は少し痛んでいることが多いが
花は優しい色合いをしている。
太陽の陽が射さないと花は開かないが、蕾の時はバラのような趣があり
キクザキイチゲとはまた違う美しさが感じられる花である。

続いてはこの花、野の花ではないけれど春に咲く花である。
よく庭に植えられており身近であるが、ほとんどの人が知らない。
さて、何の花かわかるかな?
ハランの花
これはユリ科のハランの花です。料理の仕切りや下に敷かれる葉欄です。
関西のお寿司屋さんでは葉欄が使われるが江戸前では笹の葉が多いようです。

花茎が無く地上に咲くので大きな葉を避けて覗かないと見れない花ですね。
紫色の王冠をひっくり返したのような花にはダンゴムシやナメクジが 
訪れて花粉を媒介するそうです。

それでは皆さんに宿題です。
花が咲いたということは当然、実が成るということです。
是非、ハランの実を観察して下さい。





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プロフィール

杉浦直樹

Author:杉浦直樹
『自然塾』塾長の杉浦直樹です。
日本自然保護協会
自然観察指導員

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