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高峰高原スノーシュー

久しぶりの更新です。 手抜きでごめんなさい。

1月下旬、今年も長野の高峰高原にスノーシューをしに行ってきました。
いよいよ本格的な寒波の到来で新雪は申し分なくあるだろうが
やはり天気は心配でした。

海野宿

中央道から長野道に入り岡谷ICで下り和田峠を越え、長久保で旧中山道から
別れてR152を北上し上田市に向った。

途中、立ち寄ったのは北国街道の「海野宿」だった。
北国街道は中山道と北陸を結ぶ街道で、北陸の諸大名の参勤交代や
善光寺への参拝や、佐渡の金を江戸に運ぶ重要な道でした。

伝統的街並み

江戸時代の旅籠屋造りと明治以後盛んになった蚕室造りの建物が混在し
伝統的な家並みは650mほど続いています。

街道の近くには国道18号やしなの鉄道が通っているが、開発の手を逃れて
とても静かな一画だ。 電柱はもちろん、商業用の看板ひとつ見当たらない。
観光地化されておらず、昔の佇まいそのままを感じ取れるのが海野宿の特徴か。

雪上車

しばし街道を散策した後、黒斑山の登山口である車坂峠を目指し
「チェリーパークライン」をひたすら北上した。
峠を越え、少し下った「アサマ2000」のスキー場まではしっかりと
除雪され車はスイスイとやってこれた。

そこから景色は一変、建物も車も雪の綿帽子をかぶり雪国へ。
そして、今日の宿「高峰温泉」の雪上車で標高2000mまで上がった。

ランプの湯

「高峰温泉」の内湯「ランプの湯」です。
自然環境保護のため石鹸、シャンプーはありません。

雪景色を見ながら入る温泉は体の芯までしみじみと温まります。
「明日は晴れないかなぁ」

てん

食べきれないほどの夕食をお腹いっぱい頂くと、食後は喫茶室に移動、
大きな窓ガラス越しに夜の動物たちを待ちました。

外には先程、夕食に頂いた鯉の料理ぐずが置かれていました。
やがて、雪の上を一匹のテンがやって来た。

ライチョウやウサギやオコジョの冬毛は白くなり、天敵から身を守る。
しかし、テンの冬毛は逆に目立つ黄色へと変わる。
テンだけがひとり勝ちしないように神がテンにハンディを与えたのだろうか。
(う~ん、これぞまさしくテンのさばき《天の裁き》か?)


少しづつ食いちぎり、どこかに運んで行ってはまた戻って来ます。
そんなことを30分も繰り返すと鯉はすっかりなくなっていました。

アカゲラ

翌朝、快晴を期待したけれど、生憎の雪空でした。

空が白み始めると喫茶室の前のエサ台にはヒマワリの種が用意され
それを目掛けて何十羽のホシガラスたちがやって来た。

秋に高山帯でハイマツの実をついばむ群れを見ることはよくあるが
これほどまでの群れを見ることができるのはここだけだろう。

ひとしきりホシガラスたちの騒がしい食事が終わると
今度はやや小型の鳥たちの出番がめぐってきた。
まずはカワラヒワ、そしてシジュウカラ、コガラ、ゴジュウカラ。

木の幹に括り付けられた脂身にはアカゲラがやって来た。
頭のてっぺんが赤い、これはオスのアカゲラ。

ダケカンバ

朝食を済ませると早速スノーシューを履いて一番近くの水ノ塔山(2202m)
へ登りに出掛けた。

昨夜は相当の量の雪が降ったのだろう。トレースはすっかり消えていた。
吹き溜まりでは膝近くまでの雪をラッセルして進むことになった。

この辺りの木々は殆どがカラマツとコメツガだった。
コメツガの緑も白い雪で覆いつくされ、高原は無彩色の世界。
時折目にするダケカンバの茶褐色の樹肌と樹形が美しく映えていた。

高峰温泉

全国にはたくさんのスノーシューエリアがあり、それぞれ魅力あるコースだと思うが、
ここ高峰高原は標高2000mに滞在できる温泉宿があることでその快適さは
群を抜いていると思う。

ことに冬の自然を観るには最も適した場所で、ナチュラリスト御用達の宿である。
2012年最初の「自然塾」は高峰高原スノーシューでした。







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プロフィール

杉浦直樹

Author:杉浦直樹
『自然塾』塾長の杉浦直樹です。
日本自然保護協会
自然観察指導員

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