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北の名峰/岩木・八甲田

津軽富士の名で親しまれている岩木山と、雪と紅葉で知られる八甲田山へ
1泊2日で行って来ました。 (2010年6月26日~27日)

朝、名古屋は雨模様でしたが青森空港に着くと、空は見事なまでの快晴。
日本列島を北へ1時間20分の移動しただけでこんなにも違うものかと驚くばかり。

田代平の池塘

八甲田山は先日、火山性のガスによる事故が発生したばかりで酸ヶ湯から八甲田・大岳への
ルートは閉鎖中。やもなく北八甲田にあるいくつかの湿原をめぐることになりました。

田代平湿原は広く、とても感じの良いところで,木道沿いにはトキソウ、ツルコケモモ、
イワイチョウ、チングルマ、モウセンゴケなどの花が見られました。
池塘に浮かぶスイレンは日本古来の睡蓮ヒツジグサではなく外来のスイレンでした。

イワナシの実

木道沿いでおもしろいものを見つけました。 さて、これは何でしょう?
ツツジ科の常緑低木、イワナシの若い実です。まだ花がらが残っていますね。

薄紅色の花は春に早く咲きます。受粉が終わると胎座がふくらみ肉質となり、
甘くて食べられます。京都の丹波地方では岩梨酒を造るとか。

実が小さいのが難点か。いや、もっと大きな実をつけていたら先を争うように奪われ
イワナシは地上から姿を消していたかも知れない。
動物たちの口に入る大きさでちょうど良かったのでしょう。

アオモリトドマツ

中部地方の山岳で亜高山帯の針葉樹といえば「シラビソ」と「オオシラビソ」が代表ですが、
北の多雪地ではオオシラビソが優先します。 別名をアオモリトドマツと言います。

葉は枝に密につき、雪に強く八甲田山や蔵王山の樹氷はこのオオシラビソです。
暗紫色で枝から直立しているのは雌花です。白いヤニが見えますか。
秋に熟した球果の種鱗はバラバラにはずれ落ち、中軸が残ります。

後方、山頂部が窪んだ山は八甲田の井戸岳です。その南隣が最高峰の大岳になります。
八甲田山の周りには酸ヶ湯温泉をはじめたくさんの温泉がありますが、
今回寄ったのは「蔦温泉」で湯船の中、足下からコンコンと湯が湧くユニークな温泉でした。









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No title

よく雨が降りますね!
でも、東北は良いお天気だったのですね。

イワナシの実はまだ見たことがありませんが赤くなるのですね。
高山に行かないと見れませんね。
貴重な写真、有難うございました。
プロフィール

杉浦直樹

Author:杉浦直樹
『自然塾』塾長の杉浦直樹です。
日本自然保護協会
自然観察指導員

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