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霊峰富士を仰ぐ

今年最初の「自然塾」は昨年に続き静岡の満観峰となった。
京の都から東へ下る道、まだ東海道がなかった頃の道
「やきつべの道」から日本坂峠へと上がり花沢山と満観峰を目指した。

松飾り
花沢の里は小さな川に沿って瓦屋根の純日本風の古い家並みが続く。
生け花の師範と思われる家の石積みにはこんな松飾りがあった。
通り一遍の門松でなく、こんな松飾りも洒落ていてなかなかいいものだ。

テイカカヅラの実
花の少ない冬の登山道、こんな実がいっぱい落ちていた。
少しの風にもすぐに飛んでいってしまうこの実、
さて、何の実かわかるかな?

テイカカヅラのサヤ
この実はこんなサヤからはじき出されたもの。 これはテイカカヅラの実だ。
芳香あるスクリュウのような花も面白いが、実もかなり面白い。
種子に付いた冠毛はまるで絹糸のようだ。
その毛は放射状に広がり、形状記憶合金のように形をくずさない。
林床を這う小さな植物からこんな芸術品が生まれてくるのだ。

満観峰山頂
満観峰の標高は403m、しかし眺望は標高以上のものを見せてくれる。
富士を眺めるならこのくらいの距離がいい。
静岡の街をあんなにも小さくして富士の偉大さがわかる。
駿河湾から伊豆半島まで広範囲に見渡せる距離がいい。
ゆったりとした曲線の中に富士を見るがいい。

ただ山に登るだけではない「自然塾」、日本の文化・歴史をも訪ね歩く。
今回は明治のトンネル「宇津ノ谷隧道」を見に行った。
宇津ノ谷隧道
車が頻繁に往来する国道一号線からほんの少し外れたところに
このトンネルはある。ただ、ただひっそりと。
下の国道からは想像もつかないほどの静寂の中に佇んでいる。
峠と言えども行き交う人もなく、歴史から取り残された空間である。

丁子屋さん
ここまで来たら丸子宿のとろろ汁を食べないでは帰れない。
広重の東海道五十三次にも描かれている名物とろろ汁。
「丁子屋」さんで畳鰯の入ったお味噌汁と共にいただいた。

今年もよき山に登り、自然を学び、歴史をしのび、食文化を楽しむ旅に
たくさん出掛けようと思う。
どうぞ、皆さん「自然塾」へご参加下さい。 お待ちしています。
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杉浦直樹

Author:杉浦直樹
『自然塾』塾長の杉浦直樹です。
日本自然保護協会
自然観察指導員

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