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マンホールのふた①

旅に出て見知らぬ街を歩いていると時々、風変わりな建物や
面白い看板に出くわすことがある。
それは普段目にしている景色と違って新鮮であり
いろんな発見に胸躍らされる。

もう4~5年前になるだろうか。
花の山で知られる新潟県の各田山・国上山へ行った時のこと。
早朝、宿を抜け出し弥彦の温泉街をぶらり散歩していた。
まだ静かな街の道の真ん中でマンホールのふたに目が留まった。

ここは新潟県西蒲原郡弥彦村、日本で唯一村営の競輪場がある村だ。
そのふたには弥彦山と桜にロープウェイと競輪選手が描かれていた。

踏みつけて通り過ぎてしまうマンホールのふたにこんな面白い
デザインがされていた。
以後、訪れた街のマンホールのふたを見るようになった。

弥彦温泉

毎年、ツアーで北海道にも足を運ぶ。
これは大雪山の麓、上川郡東川町・旭岳温泉のマンホールだ。

北海道でしか見られないナキウサギが主役だった。
大雪山の山並みに花はエゾノツガザクラだろうか。

旭岳温泉

そして、釧路は阿寒町・阿寒湖温泉のマンホール。
やはり阿寒湖のマリモにタンチョウヅルが描かれていた。

マリモは「毬藻」と書く。 山中湖や河口湖や西湖にも見られるが
糸状で阿寒湖のマリモのように丸くはならない。
野球ボールぐらいになるまで150年~200年かると言われている。

阿寒湖

続いては、ツアーでよく訪れる長野県の白馬村のマンホール。
1998年の冬季オリンピック以来、道も整備されお洒落な街になった。

こちらはカラーで白馬三山とカタクリの花が描かれていた。
カタクリの頃なら白馬の頂には雪を描いて欲しかった。

白馬

長野は山ばかりでなく温泉地も多い。
こちらは13ヶ所の外湯で知られる野沢温泉のマンホール。

郷土玩具である「鳩車」が描かれていた。 アケビの蔓細工だ。
まわりの花は何だろう? 菜の花? ん? 野沢菜の花か。

鳩車

菜の花畑で知られるのは飯山市、そのマンホールはこれ。
雪帽子をかぶった童たちのスキー遊び。いかにも北信濃といった感じ。
思わず笑みがこぼれるマンホールだ。

飯山市は唱歌「ふるさと」や「おぼろ月夜」の舞台、その日本の原風景も
平成26年、北陸新幹線の飯山駅が開業すれば、ほどなく変わってしまうだろう。

飯山

西日本へ飛んで、これは兵庫県豊岡市の出石(いずし)のマンホール。
但馬の小京都と呼ばれ「皿そば」も美味しいが、描かれていたのは「辰鼓楼」

かつて、辰の刻に登城を知らせる太鼓が打ち鳴らされた楼閣である。
日本最古の時計塔とテッセンの花か?

出石

さらには、豊岡市の北に位置する山陰の名湯・城崎温泉のマンホール。
志賀直哉をはじめ多くの文学者に愛された温泉地。

石造りの橋と川端の柳が昭和初期の温泉情緒を色濃く残している街だ。
ここは桜ではなく柳を描いて欲しかった。

城崎

文学者たちに愛された温泉地は他にもある。
川端康成や井上靖と言えば伊豆・湯ヶ島が思い浮かぶ。
そのマンホールはこちら。

やはり文豪・川端康成の「伊豆の踊り子」だった。
花はアマギシャクナゲだろう。 う~ん、踊り子の目が怖い。

湯ヶ島

近県に移って、こちらは岐阜の郡上八幡のマンホール。
岐阜県には高山や古川など風情ある街がいくつかあるが、
その中でも僕はこの郡上八幡が最も気に入っている。

高山市ほど観光地化されてなく、こじんまりした静けさがいい。
描かれていたのは清流のヤマメだった。

このマンホールの下には清流が流れているような錯覚すら起こす。
これはなかなかのデザインだと思う。

郡上八幡


では、今日はおしまい。 次回、パート②に続く。

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杉浦直樹

Author:杉浦直樹
『自然塾』塾長の杉浦直樹です。
日本自然保護協会
自然観察指導員

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