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霧の飯綱山

当てにならないならない週間天気予報、ずっと晴れマークだったのに
いつの間にかずっと傘マークに変わってしまった。 「何?、これ!!

戸隠の「宿坊」に泊まり、飯綱山と黒姫山か戸隠山に行こうと思っていた。
しかし、天候には逆らえない・ ・ ・ ・けど、やっぱり出掛けてしまった。

飯綱山は長野市街地から一番近い山、2時間30分ほどで登頂できる。
言わば市民の山、今日一日は雨もなさそうだ。 今回は野の花を紹介しよう。

オヤマボクチ

白いクモ毛に包まれたこれはオヤマボクチ(キク科)のつぼみ。
漢字は「雄山火口」と書く。 大きな葉の裏には綿毛が密生している。

むかし、むかし、この葉の綿毛を集めて火打石で出した火花を移し取っていた。
それで、火口と言う。 他にも同じ使われ方をした植物にハバヤマボクチがある。

北信地方では本種の繊維をそばのつなぎに使う「富倉そば」が食べられている。
「自然塾」で飯山周辺に行かれた方は皆さん食べましたね。
とてもコシの強いそばでした。

エゾスズラン

樹林の陰でひっそりと咲くこれはエゾスズラン(ラン科)の花。
スズランの名からイメージするとあまりに地味な花で、花も萼もすべて緑色だ。
カキランの仲間であるから「ミドリラン」でもよかったと思う。

DSC00603.jpg

これはキイチゴの仲間でクロイチゴ(バラ科)の果実。
クロイチゴの果実は熟してくると赤から黒へと変わる。 そうしたら食べごろだ。

キイチゴでは他にエビガライチゴも美味しいイチゴだ。
南アルプスの畑薙第一ダムから椹島への林道脇にはたくさんのエビガライチゴが
あって以前、東海フォレストの運転手さんがバスを停めてくれたことがあった。

DSC00616.jpg

いつも山頂写真は撮らない僕が珍しく山頂で撮った。 しかもガス、ガスの中。
飯綱山は歴史があり「飯綱山」とも「飯縄山」とも表記され、古くから併用されている。

長野市民に親しまれている山だが標高は2000m近い、善光寺平にあって眺望が良く
晴れていたなら戸隠連山の彼方に白馬・五竜・鹿島槍が見えたはずである。
「う~ん、やけくその一枚か。」 「来年、麓にミズバショウが咲く頃にまた来よう。」

DSC00609.jpg

時々、花を真上からアップで撮ってみる。 見方を変えると面白い写真が撮れる。
これはマルバダケブキ(丸葉岳蕗)のつぼみ。 山にある蕗だから岳蕗となった。

こんなチョコレート菓子があってもいいだろう。
「中はマンゴー味? いや、意表を突いて栗餡ってのはどうかな。」

DSC00640.jpg

これは見ただけで名前の由来が連想できるシラヒゲソウ(ユキノシタ科)の花。
日本海側にはこれより少し大きいオオシラヒゲソウがある。

花弁のふちが糸状に深く切れ込むのは何か理由があるのだろうか?
ダイモンジソウにしてもユキノシタ科の花は造形的にとても面白い。

DSC00610.jpg

またまた花のアップ、これは秋の高原を代表するマツムシソウの花。
一番外側の花の花冠は5裂し、その外側の裂片3枚だけが大きく外へと広がる。

それにしても薄紫色の花はどうしてこんなにも美しいのだろう? 
葉の色、緑との対比なのか。 白い花にしても黄色い花にしても葉の緑によく映える。
花はそれぞれ自分を美しく見せる方法を熟知しているかのようだ。
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No title

 戸隠の宿坊とはお寺の宿坊ですか?戸隠山は修検の地ときいていますが、私は戸隠神社にも行ってみたいと思っています。
 オヤマボクチは生け花に使えそうな花ですね。マツムシソウも
よく茶花にでてきます。確かに紫と緑の配色は何とも言えない味わいがあります。私の勝手な想像ではどうも、薄紫、青紫など青系の花は寒い土地に多く見られるのではないでしょうか。例えばラベンダーやライラックは北海道で見られるように、傾向としては・・・。
 家で毎日眺めているのは、るりまつりとブルーサルビアです。
ところで、ブルーサルビアは一年草ですか?
 今年は異常気象多発で大変ですね。この間テレビでやってましたがスマートフォンで気象庁のレーダー画面が見えるそうです。
プロフィール

杉浦直樹

Author:杉浦直樹
『自然塾』塾長の杉浦直樹です。
日本自然保護協会
自然観察指導員

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